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思考ツール

2023年10月3日(火)

「情報Ⅰ」情報デザインによる問題解決の単元で、思考ツールを用いました。

 

思考ツールは「自分の考えをつくり出す」ことを助けてくれる道具で、分類する・比較する・関係づける・順序立てる・構造化するなど、ものごとを批判的、複合的に考える際に、その考えを整理して見えやすい形で表現するための道具(ツール)です。

 

今回のテーマは

「あなたの町のいいところ」

付箋に地元のいいところ、有名な場所、美味しいお店などを書き出していきました。

多面的にみる・分類するに適しているYチャートを用い、地元の「グルメ」「歴史」「イベント」に分類しました。

もちろん分類に悩むこともあり、どちらにも属しているのもありますが、自分が考える方に貼ってもらいました。

 

 

順序付けるに適しているダイアモンドランキングを用い、自分が思う優先度に上から並べてもらいました。

何度も試行錯誤し、順番を入れ替えていきます。他の付箋と比較しながら、位置を決めていきます。

 

最後に、一番優先度が高かった付箋を、ピラミッドチャート(上から下)の1番上に貼り換えます。

構造化するに適したピラミッドチャートで、地元のいいところを人に伝えるための「理由」「根拠」もつけくわえます。

 

 

思考ツールのチャートを変えていく事により、「考えをつくり出す」工程がスムーズにできます。

 

ほぼ全員が初めての経験でしたが、誰にもある「あなたの町」というテーマでしたので、地元の振り返りにもなりました。

右上には、「キャッチフレーズ」「お勧めポイント」などを書いてもらいました。

次に、その町へ行く時には、生徒のお勧めの場所や店に寄りたくなる素晴らしい内容になっていました。

 

 

思考ツールを使って考えをつくり出すことは企業で多く採用されています。

AIが発達した社会で「考えをつくり出す」ことは今後も重要になっていくと思われます。

人から与えられる情報だけでなく、思考し、考えを作り出し、人へ情報を与えられるようになっていってほしいです。

 

(コーディネート 教科「情報」担当 中野)

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